さかえ経営が考える「人事・労務の在り方」

この度、月2回程度の間隔で、コラムを掲載させて頂くことになりました。 コラムを通じて、皆様に、「さかえ経営のサービススタンス」をご理解いただく、一助になればと思っております。第1回目のコラムとして、さかえ経営が考える「人事・労務の在り方」について、触れたいと思います。

私が、15年程度、この人事コンサルの世界に身を置いて、違和感を覚えたことが2つあります。

 

(1) 人事のメゾットが流行のように取り扱われている。

代表的なものが、「成果主義」や「目標管理シート」などが挙げられるでしょう。2000年代に入り、急速に普及してきました。一見“聞こえ”がいいように思えますが、目標管理シートが、製造作業者や間接業務作業者にも適用され、「管理のための管理」になってしまったのが現状ではないでしょうか。 最近ですと、「ワークライフバランス」や「ダイバーシティ」になるでしょうか。ここ10数年間で、人事の論点が、企業寄りから従業員よりになったと言えるでしょう。 しかし、企業経営が流行で左右される姿は、適切なのかという疑問を持たざるを得ません。 企業経営の運営は、社長や役員のみで行うことはできません。そこに働いてくれる「人」を如何に活用し、最終的に「業績を向上」させることにではないでしょうか。 その目的に合致しない人事のメゾットは、どれだけ流行っていても、導入する価値は全くないと思います。

 

(2) 人事を取り扱う業者と、労務を取り扱う業者の棲み分けがなされている。

社会保険労務士をはじめとする法律の専門家とコンサルティング会社や研修会社をはじめとする人材マネジメントに二分されていることに違和感を覚えます。 戦後からバブル時代までは、終身雇用に代表される「企業の帰属意識」が強かったため、「処遇による対価」が絶大な効果を発揮してきました。そこには、法律というものの考えはほとんど介入することはありませんでした。 しかし、昨今、法令順守と人材の活用を両立させなければならない時代になったにも関わらず、サービス提供の業者が二分されていることはいささか時代遅れのようか気がします。法令順守と人材の活用は車の両輪と言っても過言ではありません。それが実現できた企業は今後の競争に勝ち抜くことができるのではないでしょうか。

さかえ経営は、企業経営から見た人事労務をコンセプトに、手法論ではなく、業績向上等の目的に合致したサービスを提供していきたいと考えております。 このコラムを通じて、企業経営のための人事労務の運用の一助になれば幸いです。 皆様のお役に立つことができるサービスを提供していきたいと考えております。引き続きのご支援・ご協力のほどお願い致します。

2016年07月05日